くろちゃんに首ったけ。。。
2週間くらい前だろうか。休日の午前中に、ふらりと庭に現れて、ウッドデッキで、我が家のようにくつろいでいる猫を発見した。
出て行くと、ニャオニャオと甲高い声で鳴きながら、体をすりすりしてきて懸命のアピール。情にほだされて、つい餌を与えてしまったら、その日以降、毎日数回は我が家を訪れては、ゆっくり寝そべっていく。
積極的に家の中に入ってきて、畳の上ではごろんとなって気持ちよさそうに横になって寝始める。かと思いきや、家の奥まで入ってきて、超お嬢様猫ミュウちゃんのつかっている爪とぎきで、爪をとぎ、ミュウちゃんのトイレで用まで足していく。
ふーむ。飼われている猫なのだろうか・・・と思うが、まったく警戒心というものが感じられない。みゅうちゃんが関心を示さないまま放置してあるタワー型の爪とぎ器でも、律儀に爪をといでいく。
片や、ミュウ猫様はクロちゃん(と勝手に呼んでいる)の気配を感じるや否や、2階の奥の納戸に逃げ込む。
一度ミュウちゃんを抱いてクロちゃんの顔の前に突き出してみたら、クロちゃんはきょ
とん!?とした表情でミュウちゃんの顔を見ているのに対してして、ミュウちゃんは、はぁーーっ!と威嚇している。そのうち慣れるかなと思っているが、クロちゃんがすりすりすり寄って匂いを付けた洋服で近づくと、同じように警戒心をあらわに威嚇するミュウちゃん。
一方、クロちゃんは、朝6時頃には来て朝食、昼にきてチョイ食、夜9時前に
来て、大食らいしている間にも、ちょこちょこ家の中に入ってきては、すりすりなついてくるので、つい背中やら頭やらをなでて可愛がってしまう。頭を私の太ももに押し付けて眠ってしまう。
これでは、まるで夜這いである。わたしも拒否できずに、ついつい受け入れてしまう。。。
しかも雨の日にも、めげずに来る。いくらなんでも今日は来ないだろうと思って、夜遅くに家のドアを開けようとしていると、植え込みから、ニャァ!という具合で出てきて驚く、。人間の勝手で、待っていてくれたのかしら~などと思うと、ますますクロちゃんが愛おしくなってしまう。
しかし、クロちゃんが誰かに飼われている猫という疑いが濃厚である。
久々に明るいうちに帰宅できた先週、クロちゃんの目やにがとても気になっているし、以前に飼われていて捨てられて猫であるのなら、なんとか家で世話をしてあげられないか・・という思いもあった。思い切ってクロちゃんを捕獲して籠に入れ、近くの獣医さんに診てもらいに行った。
獣医さんが猫の顔を見るなり「あ!クロちゃん!!」と笑った。「近頃、どうも、うちにこなくなったかと思ったら、そちらのお宅に行っていたんですね」ということだった。ま、誰が見てもクロちゃんだよね。名前は。でも、クロちゃんって呼んでも、咄嗟に振り向かないので、飼い主からは違う名で呼ばれているのかもしれない。
「この体の状態がずっと続いているので、誰か飼い主がいますよ」ということだった。ちょっとさびしい気分だったが、冬を控えているので、安心した。
とにかく目やにが垂れている目に薬をつけてもらった。獣医さん宅にも、平気で入り込んでそこの猫と仲良く遊んでいたということだ。
しかし、である。前日、獣医さんに連れて行かれるという嫌な目にあっているので、もう来ないかなーと思いつつ、翌朝、窓のシャッターを開けると、クロちゃんは、ウッドデッキの上で心地よさそうに丸くなりつつ待っていた。 こちらが顔を出すと、ニャアーー!!と叫ぶような声を出しながら寄ってくる。
夜は特に、家の中で横になってくつろぎはじめるので、ささ、そろそろ、ママが待ってるんじゃない?かえろっか?ってお尻を押すと両手で、がっと入り口のマットをつかみ嫌だのポーズ。
(一番上の写真を家の入り口でもやっているのです)
我が家のお嬢様ミュウ猫姫より、よほど、人懐こい。つい可愛くなって、「ねぇねぇ、もうおうちにかえらなくちゃね、おうちはどこかな??」とさりげなーく外に出そうとすると、またまたヤダーっ!!!っていうポーズをする…という繰り返し。そして断腸の思いで、クロちゃんを外に出し、シャッターを閉める。
飼い主がいるらしいと確信できなかったときは、雨の夜も植え込みから現れるので、現れない日などは、こんな冷たい雨の中、どこで、どうしているのかと、もう心配で胸がつぶれそうになっていた。まるで初恋の頃のあの恋焦がれる感触を思わず思い出していた。
それにしても、朝6時前から夜の9時過ぎまで、ほぼ正確な猫時間でやってきて、「お泊りしたーーい」のおねだりまでするクロちゃん。
どうしたらいいのだろうか・・・・・。餌を与えてはいけないのかな・・・・。でも、毎回、すごく食べていくので、つい哀れになり与えてしまう・・・・。
心を鬼にして、明日は餌を半分にしてみようかな。。。。。。。ちなみにクロちゃんはオスである。もちろん。なのです。
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